しずる単独『風の色を見た』 感想文
しずる単独『風の色を見た』感想文。
人生初のお笑いライブ、楽しかった。
「笑う」ってこんなに楽しいんだと思えた90分だった。お笑いのライブで公演後にセットリストがあがってくるのを知り感動した。(お友達は選曲すべてがエモい!!!って連発してたけど世代間共通感覚がわたしにはなくて、なんだかちょっとだけ悔しかった)
昨夜のしずる単独ライブ
— しずる村上純 (@shizzlemurakami) 2020年2月15日
『風の色を見た』のセットリストが届きましたよ。#風の色を見た pic.twitter.com/c3234QsjGh
参加のきっかけはだんぜんライブ。しがないSOLIDEMOオタクなので、推しとの絡みで勝手にしずる愛が芽生えていた、前回の夏の単独はいけなかったので今回は念願かなってというところ!池田さんの真顔でふざける顔がめちゃくちゃツボ
以下、いろいろ感じたことなどを書き残す。備忘録。
・『風の色を見た』おだやかな空気感からだんだんシリアスになっていって、どこで笑いが出てくるんだろう???とドキドキしていたら、来た!!靴履きたいってなく池田さんかわいいしおもしろかった。チラシのまんまですごいなーと思ってたらいつのまにかしずるワールドに惹きこまれていた
・『レコーディング』は、録音が始まってそっち!?!?!ってなった!目から鱗だった。池田さんがおかしい役なのかと思ったら村上さんがおかしな役だった。村上さん絶妙に声が絡んでるのがツボだった、アメスピでできた声に笑ってしまって悔しかった
・『凶悪犯』は池田さんのヤベエ奴の役が観られてうれしおもろかった!!!!!白シャツ黒パンツの池田さんすきだなあ。村上さんの目線の先に書記の姿を見た!
・『ダンスレッスン』池田さんの脚が細いってだけで笑いがこみあげてきてしまった、悔しい。そうでしょうね!って誰にとってもわかりやすいオチだったから頭空っぽにして笑えた。公演後にこのコントのこと思い出しては、人生には馬鹿になる瞬間も大事なんだなあーて思うと同時にクセの強いやり取りを思い出してまた笑えた。中毒性。
・『銀行強盗』は、やられたな、と思った。コントの住人という発想に笑っちゃったし、しずるというコンビのコントに対する愛が滲んでいて感動した。村上さんの役がライブそしてこの後のコントのために腹をくくるシーンがグッと来た。出囃子で「くりくいりかえすーくーりくりかえすー♪」が流れたのも盛大な前フリみたいになっていて、舞台にライトがついた瞬間、自然と「うまいなー!」って口から出た。こういう『巧さ』みたいなもので魅せられるのはライブならではの良さだなあと思った。
・『ご注文』は村上さんのイヤナ奴の役が観られてうれしおもろかった!!めんどくさそうな池田さんの表情がオーバー気味なのにもかかわらずあまりにもリアルで感動した、演技力に敬服
・『特別捜査本部』フィナンシェ派かなあ
・『バッタリ』ふたりとも大学生に見えるのが純粋にすごかった。突然怖がるくだりを池田さんに割り振った村上さん天才!と思ったし、役を完全にものにしたうえで笑いをかっさらう池田さんさすがと思った。笑った。
・『絵描き』宮沢りえさんを意識しすぎている村上さんの女性役(好きだからって宮沢りえさんに寄せるのやめろ!あれはもう宮沢りえさんじゃん!by池田さん)抽象画を完璧に理解して解説するくだりいちばん笑った
・エンディング、池田さんのトークの仕方が大好きすぎて本編以上に笑ってしまったかもしれない。しんなりお話しする村上さんなんか可愛らしかったなあ。あと、無粋にも「まただんぜんライブみたいなあ」と思ってしまった......だんぜんの復活が待たれる。次回、夏の単独(池田さん作・演出)もいけたらいいなあ。爆撃!